Early Childhood Education Student from Japan: Yumiko Koizumi

North Seattle Community College

私は、NSCC(North Seattle Community College:ノース・シアトル・コミュニティーカレッジ)の幼児教育プログラム(Early Childhood Education Program)で、Certification(教員許可書)を取得するため勉強しています。日本で教育学科を卒業し、アメリカの教育方針やその進め方を学びたいと思い留学を決心しました。
はじめは出来るだけ早く教員許可書を取得して日本に戻り幼稚園で働きたいと思っていましたが、様々な視点から幼児教育を学んでいくうちに、NSCCでの勉強に魅力を強く感じ、時間と費用が許す限りはこのプログラムを身につけたいと思い現在1年目になります。
このプログラムは、世界の数多くある教育方法から子供達にとって最も良い点を取り入れ、一人一人の子供が持っている創造力(initiation:イニシエーション)を生かしつつ、人との交わりや自覚心そして体力的にも精神的にもその能力をのびのびと成長させることを目標に掲げており、目標を達成する為にはどのような環境を子供達に提供すればよいかを基本にして授業が構成されています。
ここで学んでいる人は、すでに幼稚園や保育園の先生をしている人、私のようにボランティアを幼稚園でしていて将来先生を目指している人、中には幼児を持つ主婦の人など色々な人々が共に学んでいます。アメリカの学生の他に韓国や中国、ベトナム、ロシア、日本といったようにとても国際的です。ほとんどの授業は、教科書がなく毎日子供達と関わっている体験を基にして、話し合いをしお互いの発見と理解を分け合うといった授業風景が多くみられます。話し合いが多いということもあって、初めてこのプログラムの授業に参加した時は、私も英語が上手く話すことができないと不安を抱いていました。しかしここで学んでいる人達は、語学力より子供達のために、より良い環境作りを目標に学んでいるためか、語学にたいしての不安を抱かせる雰囲気は思っていた以上にありませんでした。クラスメートや先生と話す機会がとっても多いので、ごく自然に語学力も身についているというのが実感です。
このプログラムを受けて私が最も感激していることは、実際の体験をとりあげて授業が構成されていることです。例えば、子供の遊んでいる様子をビデオテープやテープレコーダー、写真に残し、それをもとにどのようにして子供と接していけばよいかを学び、私の場合は習ったことをボランティア活動の時に取り入れていきます。NSCCの授業はただ教科書を読んで知識を得るだけでなく、見て、触れて、実際の状況に対応できる技術を得ることが出来るのです。まさに「手の届かないところに手が届いた」といった気持ちになります。そして、自分の中に生まれた「これをやりたい」という希望をかなえてくれます。個々人の考え方を尊重する自由で創造的な雰囲気があるNSCCのEarly Childhood Education Programを通して、一人でも多くの人が自らの教育方針やその進め方を発見し、世界各国の子供達により良い教育環境を提供できればと思っています。